体験授業
2月6日午前中、芝小学校でブラインドサッカー体験授業を行いました。
講師は、同じ港区で活動している乃木坂ナイツのよっしーさん。
言わずと知れたレジェンドです。
よっしーさんのプロフィール
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葭原 滋男(よしはら しげお)
陸上競技(走り高跳び)と自転車競技で4回のパラリンピックに出場。 2000年のシドニー大会では1kmタイムトライアルで世界新記録で金メダルを獲得するなど、金銀銅合わせて4個のメダルを獲得した。 その後、ブラインドサッカーに転向し、2007年から2011年まで日本代表メンバーとして活躍し、現在は松戸・乃木坂ユナイテッドの選手として活躍中。 その他、ブラインドサーフィンなど、様々なスポーツに挑戦するブラインドスポーツ 界のレジェンド。
授業は講義と体験の2部に分けて行いました。
講義では、よっしーさんの経歴や夢を持ち続けることの重要性、社会で協力する大切さのお話をいただきました。
その後の質疑応答では、小学生が純粋に思ったことをよっしーさんに遠慮なくぶつけているのがとても印象的でした。
講義の最後には、よっしーさんの数々のメダルを実際に小学生の手に取らせていただくサプライズが。
そして待ちに待った体験では、アイマスクを着用し歩いたり走ったり。音が鳴る特有のボールも使って、いろんなグループワークを行い、貴重なアクティビティができました。
よっしーさんの言葉
よっしーさんが授業で語った言葉の一部をご紹介します。
- 夢を持つこと、それに向かってチャレンジすること、失敗したら考えること、そして最後まであきらめないこと。
- コミュニケーションは、相手の気持ちを考え不安をなくしてあげること。
当たり前のことのようだけど、実際にそのような言動をしている人は、社会でどれくらいいるのでしょうか。少し恥ずかしく思いました。同時に誰でもやろうとすればやれることだとも思いました。
なぜなら、よっしーさんが言ってたのは、金メダルを取ろう!という結果でなく、チャレンジしよう!という行動や姿勢です。
よっしーさんは視力がありません。
でも意欲は、視力を持っている人の何倍もあるように感じました。
なぜでしょう。
満ち足りている現代では、何もチャレンジしなくても生活はできるでしょう。
でも安心して生活できる世の中で死生観はあるのでしょうか。
生きる意味を持たなかったら、どんな人生を送るのでしょうか。
この授業を通して子供たちは何を学んだのでしょうか。
今後の人生にどんな影響を及ぼすのでしょうか。
それは今はわかりません。
地球上の生き物として生きるのか、人として生きていくのか、フットボール人として生きていくのか...その答えはずっと先の未来にあるのでしょうか。
よっしーさんありがとうございました。